2020.3.14更新

【特集】カラフルスクリームワンマンツアー ~れっつ☆ぱっちん!~回顧録

ドキュメントれつぱち -​名古屋編-

  2019.9.29 at 名古屋レジェンドホール 

 2019年秋から始まった「カラフルスクリームワンマンツアー~ れっつ☆ぱっちん!~」は、カラフルスクリームの魅力である楽曲レベルの高さ、メンバーの個性、ステージパフォーマンスの楽しさをあらためて感じさせる充実の内容だった。この特集では、すべてのメンバーにとって初めての経験だったワンマンツアーの中で起こったこと、感じたことをメンバーのコメントで振り返っていきたい。

ワンマンツアー初日、それぞれの想い

  デビューメンバーが抜けた後の4人体制を経て、7人による「カラフルスクリーム」になったのが2019年4月。数字を見れば確かに“まだ”半年だが、ツアーが始まった11月の時点で、カラフルスクリームはこの7人以外では考えれないというグループになっていた。少なくとも、外から見ている人間の多くはそう思っていたはずだ。だが、メンバーたち本人はどう考えていただろうか。

  7人になって、“まだ”半年しかたっていないともいえる段階でのワンマンツアー初日の名古屋。そのステージに上がる直前の思いをメンバーはこう語る。

なこ 1998年7月18日生 

なこ みんなもわたしも緊張していて、SEが流れ出したら泣いてしまいました。7人体制は4月からだったのに、ここからやっと7人での戦いが始まるんだと思えてきたんです。

かのん 1998年3月26日生

かのん 初めての全国ツアーだし、名古屋からスタートということで本当に未知数で、ファンの人たちの顔を見るまで本当にドキドキでした。始まる前のSEで泣いているメンバーも居たり、今でもその緊張感を思い出します。

れん 2001年1月5日生

れん 前日にまさかの声が出なくなるというアクシデントで悔しかったけど、みんなが助けてくれて泣きそうになってました。

さくらこ 2000年1月23日生

さくらこ 始まる直前、何人か袖で泣いてました。それを見てさくらこも泣きそうになりました……。実感が上手く湧かないとか、どれくらいの人が来てくれてるんだろうとか、それ以上に私たちがついにここに立つんだ、ツアーが始まるんだと思うとそれぞれ込み上げてくるものがあったと思います。わたしやわたしより後に加入したメンバーは初めてのワンマンでドキドキだったし、胸をいっぱいにしてました。

さや 2005年1月31日生

​さや 初めてのワンマンライブがツアーでうれしい気持ちと不安な気持ちもありました。本番SEが流れた瞬間に緊張で焦ったけど、最後まで笑顔でがんばろって心の中で言ってました!

ゆうか 1999年3月31日生

ゆうか わたしにとって初めてのワンマンライブ、そしてツアーだったのでれつぱち名古屋が終わるまで何もできない何もわからない、って気持ちでした。ずっと緊張しててステージに立っても手が震えてました(笑)

ともか 2000年11月4日生

ともか SE前に1人ずつアップで映っていくシーンがあるんですけど、自分が映った瞬間にファンの方が「ともか!」って呼んでくれたのが嬉しくて、それが“ワンマン”って感じがして涙が出ました 

 なこの「ここからやっと7人戦いが始まる」という言葉が、すべてを表しているような気がした。実際、この名古屋公演からカラフルスクリームのパフォーマンスはそれまで以上のまとまりを見せていくことになる。

緊張も不安もパチン!で吹っ飛ぶ!

 それぞれが抱えていた緊張と不安を吹き飛ばしたのは、ファンの歓声と1曲目にもってきた『きみと青空』が生み出すさわやかなテンションだった。さらに『無邪気ガリレオ』、ツアーのテーマ曲『パチン☆LOVE』で会場の盛り上がりはいきなり最高潮に上がる。

ゆうか 個人的に『きみと青空』は最後の曲のイメージというか、最後の曲の時に盛り上がってくれるイメージなので、1曲目で歌ったのはすごい新鮮で楽しかったです! 3曲目の『パチン☆LOVE』でみんな一緒にパチン!できてうれしかった!

かのん ツアーテーマ曲の『パチン☆LOVE』を歌いながら、ここからツアーがスタートするっていう実感がわいてきました!

なこ ツアーにテーマ曲があることを誇りに思っていたので『パチン☆LOVE』には気合いがはいってました。

 曲中のいたるところでパチン! と指を鳴らす仕草が入る『パチン☆LOVE』。メンバーとファンが指を鳴らすたびに、直前まであった緊張も不安も吹っ飛んでいつもの“ひたすら楽しく元気なカラスク”になっていった。 

ツアーならではのユニットパフォーマンス

 会場ごとに違った内容で、ツアー中の名物として楽しみにするファンも多かったであろうユニットコーナー。その最初が、この名古屋会場で披露された『千本桜』だった。

ともか 『千本桜』をさくらこ、ゆうか、ともかの京都組でしたのですが、京都らしく和風にかっこよくて、振り付けも一から付けていただきました。ツアーを通した中でもお気に入りです!

さくらこ 『千本桜』で京都らしさを演出しました。歌割りの関係でゆうか・ともかのダンスが難しくて大変なことになってたけど頑張ってくれました! 全公演のユニットの中でも、一番時間を割いてレッスンをつけて頂きました。扇子を使ったダンスの魅せ方や表情もみんなで研究しましたねえ。

 しっかり稽古をして挑んだ京都組による『千本桜』。本番でもかなりの盛り上がりを見せたが、思わぬアクシデントもあった。

ゆうか 普段の7人のライブじゃできないこと、「京都組3人で京都らしいことをしたいね」ってなって『千本桜』をやりました。でも本番、扇子を忘れないことに専念していたらマイクを忘れてしまって…今でも引きづってます。

さくらこ いちばんのエピソードとしては、本番でゆうかちゃんがマイクを忘れたこと(笑)。 早着替えの後で、扇子を持ってきたらマイク忘れちゃったんですよね。わからなくもないけど(笑)。 私はそれを知らずに曲スタートして、気づいた時は焦りましたっ。3人とも心残りなので、いつかリベンジしようねっ!

 そのリベンジはさくらこ卒業の5日前、2020年2月22日に行われたさくらこ生誕祭で果たされることになる。 

 『千本桜』直後のMCでは、なこの「昨日から犬を飼ってる」というトークから愛犬「てつこ」が呼び込まれた。なにかと思えば、というより犬といえば当然という感じでいっぬ大好きれんが登場。いっぬになったれんにさくらこ、さやが加わって歌うのは『よあけのみち』だ。

『フランダースの犬』の主題歌だけに、れんがパトラッシュ、さくらこがネロ、さやがアロアという配役か。

 

れん いっぬになれました! 何語かわからんけどずっと歌えなくてララランしか歌ってないけど、出ていった時のみんなの反応が嬉しかった‼

さや 私は女の子役をやって、みんなそれぞれのキャラクターに似せた服を着ました! この曲は英語の歌詞があって、はじめ私とれんちゃんが歌えなくて面白かったです‼ でも練習して歌えるようになりました!

​※『よあけのみち』冒頭の歌詞はオランダ語。

さや フランダースのいっぬは犬好きユニットでした! さくらこに関しては犬が好きなのか、れんちゃんが好きなのかわかんないですけど(笑)。 ネロに扮したさくらことアロアに扮したさやちゃんで、ひたすらいっぬになりたいれんれんを愛でるかんじで平和! (冒頭の)らんらんらーん♪は、今も聴こえてきたらいつの間にか自分も歌っています。​ 

 ユニットコーナー最後は、なこ、かのん、ゆうかの“おねえさん組”による『私がオバさんになっても』。初期3人体制時のピンク衣装での登場に、客席のテンションがあがった。

ゆうか おねえさん組を好きって言ってくれる人も多いので、この3人でなにかしたいって話になり『私がオバさんになっても』をやりました! ピンク衣装をはじめて着れてうれしかったです。

 なこのピンク衣装は懐かしく、かのんとゆうかは新鮮に、それぞれの印象で会場を盛り上げた。だが、このユニットパフォーマンスにはこんなオチも用意されていたらしい。

かのん なぜかこれ以降メンバーからオバさんチームと呼ばれるようになって、悲しいです!(笑)

ノンストップ7曲メドレーから一気にクライマックスへ

 絶妙にまったりしたユニットコーナーが終わり、衣装を変えての『希望の雨』とMCをはさんで始まったのがノンストップメドレー。今回組み込まれたのはALOHA♡PEACE』、『恋予報』、『HELLO☆HERO ロックver.』、『夢見るロードショー』、『FUNKY RIDER』、『SPARK DASH!!!!!!!!!』、『ストロベリー☆ハニーフライト』の7曲だ。

 通常とは違うアレンジバージョンは、それに合わせて振り付けにも手が加えられている。この曲や振り付けにアレンジが加えられたメドレーは、ワンマンツアーならではの趣向として全会場のセトリに組み込まれることになる。

 セトリに関しては、メンバー・運営みんなで​考えたという。

さくらこ メドレーは曲調の違う曲を繋いで、カラスクの色んな表情を楽しんでもらえたと思います。

なこ アレンジverを7人でするの初めてだったので、レッスンのときに昔の動画を探すのが大変でした(笑)。

 メドレーからMCを経てライブはクライマックスへ。『my color』、『Sing Bird』、『Innocent Scream』と続く流れがホール全体を最高潮まで盛り上げる。

ともか 『innocent scream』で「イノセントスクリーーム!」って煽るところを任されてすごく不安だったんです。でも煽った瞬間みんなが「おーっつ!」ってなってくれて嬉しかったです!

始まりの名古屋を終えて…

 ツアーTシャツに着替えて登場したアンコールでは再びの『パチン☆LOVE』。さらにダブルアンコールでは、最後を飾るにふさわしい曲といえばやはりこれ、というべき『幸せの見つけ方』を披露して終了した“れつぱちなごや”。緊張と不安で始まったツアー初日は、メンバーもファンも笑顔と満足感いっぱいの幸せの中で幕を下ろした。

​ その心情を、7人はこう振り返る。

かのん 最初の「れつぱちなごや」の盛り上がりが本当にすごくて自信がついたし、「ツアーだからこんなライブがあと4回もできる!」って思ったらすごく幸せになりました。

なこ ツアー初日が大阪でないことに不安があったけど、たくさん来てくれてとてもとても安心しました。「1stワンマンや2ndワンマンを思うと、7人でのワンマンが5回できることが確約されたワンマンツアーはうれしいです、ついてきてください」と最後のMCでも話しました。

れん 楽屋が紫の壁で可愛かった!(笑)名古屋でのワンマン初めてでバタバタして帰った気がする…(笑)手羽先食べたかった‼

さくらこ 本当に幸せいっぱいのライブで、「私たちでもこれだけできるんだ」と「まだまだできるな」という気持ちでした。「これからこの7人でツアーを駆け抜けていくんだ!」と強い気持ちをみんなで確かめあえた公演でした。

さや 初めてのワンマンで、会場が名古屋で楽しみでもあり緊張もあったけど本当に楽しかったです‼ お客さんが楽しかったって言ってくれて本当にうれしかったし、次来てくれた時にもっと楽しかったって言ってもらえるようにがんばろって思いました!

ゆうか はじめての名古屋でのワンマンライブで(ファンのみんなが)ほんとうに来てくれるのかめちゃめちゃ不安だったけど、ステージに上がった瞬間に見えたたくさんの人のお顔は一生忘れません! めちゃめちゃ幸せでした!

ともか ワンマン自体が初めてだったのでよく分からないまま時間が過ぎてしまって、気が付いたらあっという間に終わっていました。名古屋は地元ってくらいカラスクに入る前から行っていたので、名古屋でワンマンのスタートを切ることができてうれしかったです。

 次はホームでもある大阪のESAKA MUSE。なじんだステージへの“凱旋”で見せるパフォーマンスに期待だ。

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  2019.9.29 at 名古屋レジェンドホール セットリスト>>

 

M1.きみと青空

M2.無邪気ガリレオ

M3.パチン☆LOVE

M4.千本桜(さくらこ・ゆうか・ともか)

M5.よあけの道(れん・さくらこ・さや)

M6.私がオバさんになっても(なこ・かのん・ゆうか)

M7.希望の雨

M8.ALOHA♡PEACE

M9.恋予報

M10.HELLO HERO rock,ver

M11.夢見るロードショー

M12.FUNKY RIDER

M13.SPARK DASH

M14.ストロベリー♡ハニーフライト

M15.my color

M16.singBird

M17.Innocent Scream

M18.パチン☆LOVE

M19.幸せの見つけ方  

カラフルスクリーム

関西を中心に活動中。そのステージパフォーマスは可愛く激しく鮮やかで、多彩なジャンルを取り入れた楽曲は誰もが心地よく楽しめる良曲ぞろい! 2019年9月か2020年1月にかけて「カラフルスクリームワンマンツアー~れっつ☆ぱっちん!~」を開催。ツアーファイナルとなった1月14日の大阪BIGCAT公演では、平日公演に関わらず多くのファンで会場が埋めつくされた。

公式サイト

公式ツイッター

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