2018.5.17更新

涙のつぶだけたくましく…江坂ボクシングクラブで気合のパンチ!

-あしたのFiore-ヤツらの拳が黙ってないTONIGT!

 5人組アイドルFioreが、ステージパフォーマンスの勢いそのままにボクシング体験に挑戦! 向かうは、これまで数多くのボクサーを輩出してきた江坂ボクシングクラブだ。熱気あふれるリングの上に、今日も5色の汗が飛ぶ!

※大阪スポーツ連載「OSK 大人の社会見学」をサイト用にアレンジした内容です。

左から中村栞菜、小野芹菜、黒田あやめ、平戸恵梨花、夏目らん

 Fioreの5人がやってきたのは江坂ボクシングジム! こちらでボクシングに挑戦するというのが今回の企画なのである。日頃から身体能力を生かした勢いのあるパフォーマンスでファンを沸かすFioreだけに、ボクシングでもその能力を発揮してくれるはず!

 指導してくれるのは会長代行で元西日本新人王1位の福山正治さん。ジム創立以来トレーナーを務め、これまで大勢のプロボクサーを育てあげた実績の持ち主だ。ボクシングのイロハをしっかり教えてもらって、明日からのパフォーマンスにいかすべし! 「やるぞー!」と元気いっぱいいのFioreの5人。いいぞ!

​あしたのために その1 まずはストレッチで体をほぐす!

日頃のレッスンと同様に、まずはストレッチからスタート!

 本格的な練習を始める前にストレッチで体をほぐす。これはボクシングでも普段のダンスレッスンでも同様だ。さっそく柔軟体操を始めるFioreメンバーだが、初めて上がるリングにやや緊張気味である。なお、おのおの普段のレッスン着に着替えているが、黒田だけは本気のアスリートスタイルだ。

 

 しっかりと柔軟運動をこなすメンバーに、福山さんより「ボクシングの基本は「ストレート」「フック」「アッパー」の組み合わせが基本」等の説明が飛ぶ。みんなが「ハイ!」と笑顔で返事する中、黒田の視線が鋭い。その眼差しといい服装といい、黒田の本気感がすごい。それもそのはず、実は黒田はキックボクシングの経験者。今回はなみなみならぬ気合をいれて挑んでいるようだ。

​あしたのために その2 縄跳びで足腰を鍛えろ!

 柔軟運動の次は、足腰を鍛えるのに最適なトレーニングである縄跳びだ。「まずは誰がしますか?」という福山さんの声に、黒田、そして小野が手を上げた。縄跳びは、あごを引き、脇をしっかりしめ、やや前傾姿勢で飛ぶのがコツ。3分単位で飛ぶのが基本だが、ラスト30秒になるとブザーが鳴りジム内に激が飛ぶため否や応にもテンションが上がる。

​鏡に向かって姿勢を確認しながら飛ぶ!

 小学生以来ともいえる縄跳びに最初は苦戦した2人だが、慣れるとビュビュン快調に二重飛びもこなしている。小野はたまに脚に縄を当てて「イテッ!」と叫んでいるが。「楽しい! これ絶対痩せますね!」(黒田)。「二重飛びっていう響きが懐かしいです!」(小野)。ふたりとも、上気したイイ笑顔を見せた。

せっかくなので正面を向いて飛んでもらった。やたらといいフォームで飛んでいる黒田!

​あしたのために その3 3分間のミット打ち!

 福山さんが構えるミットにリズミカルにパンチを繰り出すミット打ちは、体力維持やダイエットに最適だ。これには夏目と平戸が挑戦! 前に、後ろにリズムをとりながらパンチを繰り出す運動は楽しいらしく、真剣ながらも笑顔がこぼれている平戸。

軽快な動きでリズミカルにパンチを繰り出す平戸。

 夏目はパンチのリズムをつかむのにやや苦戦気味か。叱咤激励するかのように、「ワンツーワンツー!」と福山さんの熱血指導の声が響く。その甲斐あってか、パンパン!となかなかよい音でパンチが決まった。終了後、「思った以上にリズムをとるのが難しかったです」と語る夏目。笑顔で楽しんでいた平戸は「体重移動が難しかったです。でもグローブはテンションあがりました!」とまんざらではない表情であった。

​リズムをとるのに苦戦した夏目だが、慣れるといいパンチ音を響かせていただ

あしたのためにその4 サンドバックを叩け!叩け!叩け!

 ボクシングといえばやっぱりこれ! のサンドバック!。挑戦するのは小野と中村だ。福山さんからは、「止まっている相手をいかに力強くパンチするかが大事! 芯に当たると縦に揺れて、外すと横に揺れるのでしっかり芯に当てること!」という指導が。その教えをしっかり意識したうえで、憎いあんちくしょうの顔を思い浮かべて叩け!叩け!叩け!

福山さんの具体的な教えをしっかり聞いてサンドバッグにチャレンジ!

 「手首を捻挫しないように気をつけて」という福山さんの言葉にうなづく小野、中村。まずは小野が気合を入れてサンドバックにパンチを叩き込む!「あああー!」(小野)。気合を入れたものの、見事に芯をはずしたらしく横に流れていってしまうサンドバック。次は芯に当てるも、2発目のタイミングが合わない。

なかなかタイミングが合わない小野だが…

 いったん止めて、「当てて戻す!ジャブ、ジャブ、ジャブ、ワンツー!」という福山さんの指導を頭にいれて再挑戦! やがていい感じのリズムでサンドバッグにパンチが入るようになった。「止まっている相手をパンチするのも難しいですね。でも慣れてきたら楽しいです!」と笑顔の小野に、福山さんから「うまい!向いてる!」と褒め言葉が送られた。

​意外に(?)いい感じでパンチを繰り出す中村。勢いにのったパンチ!

 次は中村。イラストやマンガを描くのが得意という文系の才能を持つ中村。果たしてボクシングに関してはどうだろうか。心配をよそに、サンドバックにやや翻弄されつつもリズムにのってパンチする中村。「思い通り身体が動かなかったです。でも楽しくて、ボクシングに興味が沸いてきました!」と笑顔で語った。中村先生の次回作はボクシングマンガか!?

あしたのためにその5 マスボクシング

 リング上で実際に対戦する形式だが、スパークリングと違い相手は手を出さず攻める一方なのがマスボクシングだ。これに挑戦するのはキックボクシング経験者の黒田! 相手はボクシング歴10年以上の女子プロボクサー大窪理恵さんだ。まずは対戦前に大窪さんのパンチ力を見させてもらうことになった。受けるのは、小野!

 

 サンドバックで褒められて上機嫌になっている小野が、「どうぞ!」と笑顔でミットを構える。そこに叩き込まれる大窪さんの一撃! 「あ…すみませんでした。ちょっと痛いッス…」。衝撃に笑顔が消えて、リアクションもできず素に戻ってしまう小野。それを見た黒田はますますやる気に燃えているようだ。

大窪さんのパンチの威力にこりゃアカンとなる小野。

 ヘッドギア、グローブをはめて気合十分の黒田が大窪さんと対峙。レフェリーは福山さんだ。ゴングとともにロッキーのBGMが流れだす!

 

 リング上の黒田のステップは実に俊敏だ。リズミカルな動きで大窪さんにパンチを打ち込んでいく。普段から自宅に設置のサンドバック相手に打ち込んでいるというだけに、そのパンチはなかなかの鋭さだ。他のメンバーがリングサイドから声援を送る中、黒田の動きはますます俊敏になっていく。

黒田の動きを見守るメンバー。小野のポーズがそれっぽい。形から入る達人か!

​コーナーに追い詰め、鋭いパンチをボディに決める!その迫力にメンバーもどよめく!

 大窪さんをコーナーに追い詰めた黒田のパンチがズバッと決まったところでゴングがなった。実に晴れやかな表情の黒田が「すごく楽しかったです! もっとやりたくなりました!」と言えば、福山さんは「黒田さんはセンスがある! ぜひ本格的に挑戦して欲しいですね!」とベタ褒め! さらに「一緒に世界を目指さねえか!」という丹下段平のような言葉も飛び出した!

 ボクシングジムというと敷居が高いイメージもあったが、今は気軽に楽しくボクシングを楽しんでいる人が多いようだ。プロを目指す人だけでなく、会社帰りのストレス発散運動や主婦や子供まであらゆる層に人気とのこと。健康的な趣味として、ぜひ楽しんでみたいところだ。

​編集/前川元

「センスがある!」と福山さんからお墨付きをもらった黒田。気合のガッツポーズ!

江坂ボクシングクラブ

1972年、プロ11戦目で日本ウェルター級タイトルを獲得し国内無敵を誇った元プロボクサーで日本王者の辻本章次氏が会長を務めるボクシングジム。これまで数多くの一流ボクサーを輩出している。現在、小学生、高齢者、女性と幅広い層がトレーニングに励んでいる。

大阪府吹田市南金田2丁目15-27

TEL:06-6369-0737

練習時間:月曜日~土曜日 17:30~21:00 日曜休

「Fiore(フィオーレ)」

夏目らん、平戸恵梨花、小野芹菜、黒田あやめ、中村栞菜からなる5人組アイドル。

グループ名のFiore(フィオーレ)はイタリア語で「花」の意味で、楽曲はすべて「花」をモチーフにしている。激しいロック調の曲から落ち着いたバラードまで歌って踊るパフォーマンスに定評あり!