2018.1.18更新

老舗和菓子店「菓匠あさだ」人気商品の秘密に迫る

Obento Idoleがいちご餅作りに挑戦!

 最近はオーソドックスなものだけでなく、フルーツをたっぷり仕込んだ餅など新しい和菓子が人気とか。そこで今回は、Obento Idoleのメンバーがフルーツ大福など新機軸の和菓子を生み出す老舗和菓子店で見学体験!職人の技術をしっかり勉強してきました!

※大阪スポーツ連載「OSK 大人の社会見学」をサイト用にアレンジした内容です。

参加したのはObento idoleのふたり 左 川原美世乃 右 牧野なな子

「菓匠あさだ 豊里本店」の和菓子のおいしさに感激!

 やってきたのは「菓匠あさだ 豊里本店」。創業50年という老舗でありつつ、フルーツ大福など新しい和菓子を世に送り出している人気の和菓子店だ。今回のOSKは、こちらで和菓子作りに挑戦させていただくという内容なのだ。挑戦するのは「Obento Idole(オベントイドール)」の川原美世乃と牧野なな子。「カレーとかしか作れないので緊張してます!」という川原だが、カレーを作れれば十分!対して牧野は「お弁当は週に2回作っています。料理には少し自信があります」とニコニコ。なんとなく和菓子が似合いそうな笑顔だ。

店内にあふれる和菓子の数々に思わずテンションが上がる

 「菓匠あさだ 豊里本店」の店内には、バリエーション豊富な和菓子がずらりと陳列されている。それらは実にカラフルで、川原と牧野も興味津々だ。普段はあまり和菓子を食べる機会がないというふたりだが、オーソドックスなものからフルーツ大福など新機軸の和菓子に目をキラキラさせている。

フルーツ大福をはじめ、新感覚の味が楽しめる和菓子がたくさん!

 出迎えてくれた「菓匠あさだ」代表取締役の淺田英治 さんからの「今日作っていただく“いちご餅”をどうぞ」とすすめられて、思わず「キャー!」と歓声が上がる。さっそく、柔らかく、赤いいちごが薄く見えている“いちご餅”をパクッといただくふたり。

こちらが、今回体験製作させていただく「いちご餅」

​嬉しそうに“いちご餅“をいただく川原。

​お餅の柔らかさにびっくりしつつ、おいしくいただく牧野。

「いちごが甘くておいしい!」(川原)。「フレッシュな口当たりで、お餅といちごの相性がいいです!」(牧野)。それぞれ、満面の笑みでおいしそうに食べている。その“いちご餅”のおいしさの秘密を、今からしっかり学ぶのだ!

まずはいちごのヘタを取る作業から

「菓匠あさだ」代表取締役の淺田英治さん(右)と製造責任者の尾崎さん(左)

 おいしさを堪能したあとは、実際に“いちご餅”作りに挑戦!指導してくれるのは製造責任者の尾崎さんだ。その前に、しっかりと作業白衣に身を包んで並ぶ川原と牧野。給食当番みたいでなんだか可愛らしい。まずは、いちごのヘタを取る作業だ。こういった作業も含め、すべて手作りで作られるのが「菓匠あさだ」の和菓子なのである。使われているのは佐賀県産のブランドいちごで、大粒でいかにもおいしそうだ

おいしそうないちごのヘタを、慎重にとっていく川原と牧野。

 薄皮を残しつつ、ヘタを根元から切っていく。ふたりともなかなかに手際がいい。「上手ですよ!」(尾崎さん)と褒められうれしそうだ。

 次はいちごをあんこで包み“あん玉”をつくる作業。“いちご餅”では、いちご本来の味を引き出すために風味を抑えて白あんを使用している。「30gの重さになるのが理想です」と、小さな計りを出す尾崎さん。これは、どちらが30gに近いか対決するしかない!

あんこでいちごを包む作業は、「薄く透けるくらい」という塩梅が難しい。

 もちろん重要なのはボリュームだけではない。いちごが薄く透ける見えるように包んでいくのが可愛く仕上がるポイントとのこと。川原、牧野ともに真剣な表情で作業していく。「すぐできると思ったのに、悪戦苦闘です」と川原が言えば「餃子と違いますね。難しいです」と、牧野も包みつながりで苦戦ぶりをアピール。

​きれいに包めた自信あり!なのか、なかなかにドヤ顔の川原。

牧野も自信満々の笑顔!どちらが“30g”に近いのか?

先に出来上がったのは牧野。重さを量ってみると…32g!「近い~!おしい!」と悔しそう。次に仕上がった川原は…。「31gです!」(尾崎さん)。「やったあ!」と喜ぶ川原だが、「でも、実はかたまりになってたのをそのまま使ったんです…。尾崎さんが見本で作ったやつだったかも」と告白。まさかの疑惑の判定となった。

理想の重さに近かったのは、31gの川原作。だが、その判定には若干の疑惑が…!

お餅の柔らかさにびっくり!

あん玉ができたら、それを餅で包む作業である。事前に温めておいた粘り気のある餅を使うのだが、ここでその具合を見せてもらうことに。ぐにょ~んと伸びる餅に、「すごーい!」と笑顔になる川原と牧野。

目の前でぐにょ~んと伸びるお餅に歓声があがる。

餅とテンションが冷めないうちに、包み作業を迅速に行う。簡単そうに見えるが、餅を丸めるのには意外に力が必要。さらには手の大きさや気候も影響されるということで、実は難しく奥が深い作業だ。尾崎さんに教えてもらいつつ、一生懸命につくるふたり。餅の皮の薄い部分からいちごが見えるようにするなど、かなり繊細な技術も要されるのだから大変だ。

繊細さが必要な作業も、女子力の高いふたりにとっては簡単…のはず!

苦心しつつも作り上げ、ついに「できました!」と声を上げる。それぞれの“いちご餅”を持って笑顔の川原と牧野だが、今回はこれで終わりではない。女の子に人気のチョコレートとナッツのトッピングをつける仕上げが残っているのだ。チョコが入ったボウルを前に、「え!え!どれくらいつけたらいいんですか?」(川原)「ばしゃっとつけちゃいそうで怖いです!」(牧野)と悩むふたり。

わりと大胆に、気合を入れていちご餅をチョコにつける川原。

「では、いきます!」と、エイッとばかりにいちご餅にチョコをつける川原。その思い切りのよさが効を奏したのか、じつにいい感じ!牧野も「いきます…」とおそるおそるつけたものの、「なんか少ない…」。二度漬け禁止のルールはないだろうが、再チャレンジすると傷が広がりそうなのでこれで完成とすることに。出来上がりを見て尾崎さんに評価してもらうことに。

 

 「2人とも非常によく頑張りました。あえて言うなら、川原さんの見た目はいいですね!でも、少し手際が遅かったかも。牧野さんのは、形が面白いです。でも、チョコが少ないので大胆さが欲しかったですね」(尾崎さん)。形が面白い、が褒めているのかは微妙なところ!

自分たちでつくった“いちご餅”のおいしさは格別!

自分たちでつくった“いちご餅”を前にニコニコの川原と牧野。自分の手づくりによる和菓子を食べるという、めったにできない経験にウキウキが隠せない様子だ。

自分たちでつくった“チョコナッツいちご餅”を手にウキウキ。

左は川原作、右が牧野作。チョコのつけ方が好対照!

それでは…とばかりに、“チョコナッツいちご餅”をパクリと食べる川原と牧野。声を揃えて「おいし~!」と満面の笑顔だ。感想を聞くと、「お餅を包むのに苦戦しました!なんだかシワになっちゃって…た。簡単そうに見えましたがやってみると難しく奥が深い。これからは和菓子をいろいろ食べてみたいです!」(川原)。「自分で作った食べ物は美味しいですね!いただいた和菓子は、ひと言で言うならば“丁寧な味”ちょっとした過程が味に影響する事を学びました」(牧野)。真剣なことを言っているが、顔はおいしい“チョコナッツいちご餅”を食べて満開笑顔!

​編集/前川元

菓匠あさだ

創業55年。大阪府内に4店舗展開する老舗の和菓子店。風情ある店内では、バリエーション豊富な40種の商品が陳列されている。使用する小豆や砂糖は、多種のブレンドが施されており商品によって使い分けている。今回は、1日あたり500個以上売れる人気商品「いちご餅」に挑戦。

●菓匠あさだ 豊里本店

大阪市東淀川区豊里6-1-20

Obento Idole(オベントイドール)

テーマは“日本の魅力、カルチャーを海外に向けて発信するアイドル”。日本のお弁当は「OBENTO」「BENTO」とそのままアルファベット表記され、いまや海外、特にフランスで大ブーム。個性豊かなメンバー達が色々詰まったお弁当箱、日本だけでなく広く海外にもファンができるアイドルを目指し、「Obento(オベント=お弁当)」+「Idole(イドール=“アイドル”のフランス語表記)」と命名。 今回は川原美世乃、牧野なな子のふたりが和菓子作りに挑戦した。